ウーマノミクス(womenomics)

ウーマンとエコノミクスを組み合わせた造語で、働き手・消費者としての女性の活躍・牽引による経済活性化をいう。ゴールドマン・サックス証券(株)のキャシー・松井さんが1999年から提唱。女性の就業率が男性と同じになれば日本のGDPは15%上がるとの調査が裏付けの1つとなっており、安倍政権が成長戦略の一環として女性活躍推進を打ち出したことから、改めて注目されている。OECD諸国と比べて、日本の就業率の男女差は大きく、特に出産・子育て期女性の就業率が低い。女性が活躍できる社会に向けて、就業率の向上等様々な施策が求められる中、埼玉県では全国に先駆けてウーマノミクス課を設置(2012年4月)、埼玉版ウーマノミクスプロジェクトとして働きやすい環境の整備、女性の就業・起業支援、消費・投資拡大、情報発信に取り組んでいる。(2014.6)

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月刊『We learn』に1992年5月号から連載している「きょうのキーワード」を掲載しています。
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  • 解説文末( )内は、月刊『We learn』掲載年月です(情報はその時点のものです)。また、HP用に新たに取り上げた用語は「追加」としました。

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