女性の学習と実践

戦後の女性の教育・学習の歩みの中で、「学習と実践」は、常に問われてきた課題であった。また、1995年に採択された第4回世界女性会議「行動綱領」では、「個々の女性が自ら能力を高め、政治的、経済的、社会的及び文化的に力をもった存在になること(エンパワーメント)」の重要性が指摘され、学習と実践をリンクしつつ女性が力をつけることの必要性は、世界の女性の共通認識することとなった。まさに女性のエンパワーメントとは、「学習と実践」に関する事柄でもある。本財団では、「学習と実践」を女性の教育・学習の中心課題ととらえ、これをテーマとした学習資料や調査報告書を継続して作成してきた。『図解 女性の学習と実践 社会参画のためのハンドブック』1996年、調査報告書『女性の活動と学習のスパイラル』2005年、『学習支援ハンドブック─協働の時代の学びと実践』2006年などがある。(1996.5)


月刊『We learn』に1992年5月号から連載している「きょうのキーワード」を掲載しています。
より多くの方々にご活用いただけることを期待しています。

  • 解説文末( )内は、月刊『We learn』掲載年月です(情報はその時点のものです)。また、HP用に新たに取り上げた用語は「追加」としました。

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