オリンピック・アジェンダ 2020+5

国際オリンピック委員会(IOC)が2021年3月に採択した、オリンピック改革に向けた2025年までの中長期行動計画。「オリンピック・アジェンダ2020」(2014年12月採択)を踏まえ、ポストコロナ世界再建への貢献を軸に15の提言で構成されている。ジェンダー平等にかかわる内容として、提言1で「2026年ミラノ・コルティナオリンピック冬季競技大会でジェンダー平等を実現する」ことを示すとともに、提言13では、ジェンダー平等と包摂性の促進を目的とした「ジェンダー平等とインクルージョン目標 2021-2024」について明示。目標では、ジェンダー平等の原則を実現するために、あらゆるレベル・組織においてスポーツにおける女性の推進を奨励・支援すること、非二元論的な表現を用いることにより排除を生まないこと、5つの分野(参加/リーダーシップ/安全なスポーツ環境/表現/資源配分)において、女性と女児を特に考慮しながら、IOCとして責任を果たしていくこと等を掲げている。(2023.7)

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  • 解説文末( )内は、月刊『We learn』掲載年月です(情報はその時点のものです)。また、HP用に新たに取り上げた用語は「追加」としました。

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