月刊『We learn』(ウィラーン)

月刊『We learn』2005年1月号(No.627)

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特集: 

巻頭言
北京プラス10を迎えて/大野曜(PDFファイル380KB)

誌上アートギャラリィ
フォトエッセイJigsaw Puzzle28/落合由利子

研究レポート
女性のライフサイクルと家族の絆?/村本邦子

学習情報クリップぼ~ど
情報誌作成者育成セミナー/奈良市男女共同参画センター

シネマ女性学
『ハウルの動く城』(PDFファイル608KB)
日本映画(119分)/宮崎駿監督
90歳の少女と魔法使いの美青年/松本侑壬子

活動情報(1)
日児童虐待予防は母親支援から(NPO法人キッズシェルター)/藤村由美子

活動情報(2)
石炭の都からカルタの都へ(ユネスコ・がんばろい大牟田の会)/金子福久美

Women’s View
「楽習」で輝いて/田口美恵子
学習者であり続けよう/吉野康子

今どき学習ウォッチング
行政と市民の協働作業で企画を

このひと
竹沢佐知子さん(「かながわ女性起業家クラブ」会長)

きょうのキーワード
ミレニアム開発目標(MDGs)

事業レポート
2004年度「女性の学習の歩み」実践・研究レポート選考結果報告/本誌編集部(PDFファイル580KB)

なるほど!ジェンダー
男性優位のマスメディア/イラスト:高橋由為子


いまどき学習ウォッチング

 各地で多種多様な男女共同参画に関する学習が繰り広げられるようになって久しい。その中から育った力のあるグループもたくさんある。一方、行政の男女共同参画担当者は、学んだことが力になって発揮される前に、他の部署に異動になってしまう。この両者を結びつけることで、市民に多様な学びを提供することができるのではないかと考えている。
 担当職員の研修会で、講座や講演会に多数の市民が集まった例をあげてもらうと、企画・運営に公募の市民がかかわった場合が多い。企画に市民の目が入ることで、市民のニーズに合った内容になることや、企画者の手で周囲の人たちに参加の働きかけができるなどメリットは多い。
 しかし、市民と行政の協働作業を行うためには、双方にかなりの力量を必要とする。まず、市民と行政の間に信頼関係が築かれていること、そして市民の側にも行政の仕組みに対する理解が必要なことなどである。また行政が、多様な能力をもった市民のチャレンジを支援することも大切なことだろう。

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