講座・イベント

「地方女子の大学進学の「壁」とはなにか-子どもや若者の可能性を広げるために、支援者としてできること」(2025年2月20日、オンライン開催) 2024年度(公財)日本女性学習財団子育て支援者養成講座

次世代育成

開催報告

2025年2月20日

子育て支援者養成講座「地方女子の大学進学の「壁」とはなにか-子どもや若者の可能性を広げるために、支援者としてできること」(主催:(公財)日本女性学習財団)をオンライン(Zoom)にて開催し19人が参加しました。

講座の流れ・様子

はじめに、寺町晋哉さん(宮崎公立大学准教授)より「大学進学における『地方』と『性別』の影響力」について、三田空来さん(東京大学学生団体FairWind副代表)より、「地方高校生に、追い風を」の理念のもと活動するFairWindの取組について、それぞれお話いただきました。その後の対談では、テーマについて、寺町さん、三田さんが相互に質問する形で進み、参加者からも多くの質問が出されました。まとめでは、居住地や性別によって生じる壁を取り払うことで子どもたちの可能性を拓いていけたらとの言葉とともに、個人の努力では解決できない壁がある中で格差がうまれたり結果が変わっていく社会は変だと大人が伝えていく必要性にも触れられ、充実した講座となりました。

アンケートより

「生まれついた場所、生まれついた性別でそうではない人に比べて、必要以上に努力をしたり、責任を背負わされたりしていること、これを早いうちに知っておくことの大切さを改めて感じました」「今の格差がおかしいと大人が声をあげることとのメッセージは大変共感いたします」など、多くの感想をいただきました。


自らの可能性を広げるチャンスである高校卒業後の進路選択において、学校内外のジェンダーバイアスが、特に地方の女子の進路実績に影響を及ぼしている状況があります。本講座では、ジェンダーと教育について研究を進め、「大学進学における『地方』と『性別』の『足枷』」の論文も書かれている寺町晋哉さん(宮崎公立大学准教授)と、「地方高校生に、追い風を」の理念のもと、地方から東京大学をはじめとする大学進学の選択を広げる活動を行う“FairWind”のメンバーで副代表の三田空来さんのお話から、性別・地域における教育格差の現状、要因について学び、現状を打破するために何ができるか考えます。 見逃し配信もあります。ぜひご参加ください!

日時 2025年2月20日(木)19:00〜20:30 <入室18:50開始>
講師・コーディネーター 寺町 晋哉さん(宮崎公立大学准教授)
パネリスト 三田 空来さん(東京大学学生団体“FairWind”副代表)
内容 ・登壇者のお話
・トークセッション
・質疑応答
開催方法 オンライン(Zoom)開催

*本講座は、見逃し配信があります。

【Zoomのご利用にあたって】
・大量のデータ通信が発生する場合があります。データ通信料は受講者の負担になります。
・回線、機器の状況によっては音声・映像等の不具合が発生する可能性がございますのでご了承ください。
・録音、録画、スクリーンショットはご遠慮ください。

【キャンセルについて】
・主催者の都合による中止の場合を除き、購入済チケットのキャンセルはご対応しかねます。
対象 子育て支援にかかわる方、学校関係者などテーマに関心のある人
定員 50人(先着順)
参加費 1,000円(日本女性学習財団関係者800円、大学生・大学院生500円、高校生以下無料)
主催 公益財団法人 日本女性学習財団
お申込み イベントは終了しております。
問合せ 公益財団法人日本女性学習財団 学習事業課
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館5階 
E-mail:jawe@nifty.com
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