月刊『We learn』2025年6月号(No.852)

特集:“男らしさ”のその先に
巻頭言
どうやったら有害な男性性を手放せるのか、と問われたら/武田砂鉄
研究レポート
UNLEARN(アンラーン)の取組―ジェンダー公正な社会づくりに向けた男性のアクション/中村正
活動情報
(一社)チェンジングメン/事務局 松田アキノリ
このひと
木山直子さん(くにたち男女平等参画ステーション・パラソル ステーション長)
JAWE+キャリア支援デザイナー #ここから!キャリアのヒント
Vol.69 多様性を活かすキャリアコンサルタントの役割/大村敦子
きょうのキーワード
改正育児・介護休業法(2025年4月より段階的施行)
社会を旅するシネマ
『軽い男じゃないのよ』―男女逆転した世界で浮き彫りになる男性の優位性と有害性/アーヤ藍
学びのスイッチ―法制度をジェンダーでみる
第3回 戦前の家族法―イエ制度のはじまり/渡邉愛里
言いぶん・even
対話カフェという運動/川口将人(東京都)
暗黙のルールとして風景化する中で、気づかずに足を踏む優しい人たち/圖子田優子(東京都)
Gender×マンガ―マンガが描くジェンダー
第3回 『違国日記』―「有害な男性性」/藤本由香里
ざ・ぶっく
『性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ』―被害者と加害者が、往復書簡を続ける理由(ブックマン社)斉藤章佳・にのみやさをり著
『女性から虐待されている男性へ』―女性はなぜ傷つけ、男性はなぜ留まってしまうのか(明石書店)アン・シルバース著上田勢子訳
『編むことは力』―ひび割れた世界のなかで、私たちの生をつなぎあわせる(岩波書店)ロレッタ・ナポリオーニ著佐久間裕美子訳
『共生社会をめざして』―人物で読むジェンダー史(インパクト出版会)江刺昭子著
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ここに注目!
役立つ情報
学びのスイッチ~男女共同参画AtoZ
2025年度のテーマは「法制度をジェンダーでみる」。
個人のあり方や生き方と切り離すことができない“家族”にまつわる「法制度」。成立意図や背景、現代的課題との関係を家族法務専門の行政書士、渡邉愛里さんと考えていきます。
JAWE+キャリア支援デザイナー
全国各地で活動する(公財)日本女性学習財団キャリア支援デザイナーが、キャリアのヒントになる活動や学びを発信します。
人気連載
社会を旅するシネマ
映画探検家のアーヤ藍さんによる連載。選りすぐりの一本に出合えるページです。
Gender×マンガ-マンガが描くジェンダー
「ジェンダーと表象」と「漫画文化論」が専門の藤本由香里さんによる連載。マンガ作品の中で表現されるジェンダーを分析していきます。