リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
1994年の「国際人口開発会議」では、「女性の健康」という視点から、月経、避妊、中絶、婦人科の疾患、出産など、女性の性と生殖にかかわるすべてをとらえ直す新しい概念が「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」(性と生殖に関する健康/権利)として提唱された。この考え方は、女性運動においてはすでに1960年代に世界的に広がりを見せ、女子差別撤廃条約では「子の数及び出産の間隔を自由にかつ責任をもって決める権利を女性がもつこと」をうたっている。我が国の「男女共同参画基本計画」(2000年)でも、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」は女性の人権の一つとされ、その中心課題は、いつ何人の子どもを産むか産まないかを選ぶ自由、安全で満足のいく性生活、安全な妊娠・出産、子どもが健康に生まれ育つことなどで、その視点からの生涯を通じた女性の健康支援の必要性が明記されている。(1994.5)
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