OECD ラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030
OECD(経済協力開発機構)では、2015年から「2030年に望まれる社会のビジョンを実現する主体として求められる生徒像と資質・能力」を検討するプロジェクト「OECD Future of Education and Skills 2030」を進めてきた。2019年5月にフェーズ1が終了。最終報告書の1つとして「OECD ラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030」が出された。子どもが教師の指導や指示をそのまま受け入れるのではなく、未知の環境を自力で歩み、責任を果たしながら進むべき方向を見出す必要性から「ラーニング・コンパス」と名づけられた。社会に貢献し、より良い未来を創るために必要な力として「新たな価値を創造する力」、「責任ある行動をとる力」、「対立やジレンマを克服する力」をあげている。それには「知識」、「スキル」、「適切な態度・価値」を身につけること、「見通し」、「行動」、「振り返り」を繰り返すことが必要であるとされ、そのすべてのサイクルを「ラーニング・コンパス」という図に表している。(2022.3)
参考:LEARNING COMPASS 2030(OECD)
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