キーワード・用語解説

相互支援ネット

災害時における男女共同参画センター等の相互支援ネットワークの略称。仕組みづくりに携わる全国女性会館協議会は、東日本大震災後の被災地支援の経験から、男女共同参画センター同士が互いに支え合う仕組みが不可欠と考え、2015年に「大規模災害時における男女共同参画センター相互支援システム」を立ち上げ、2016年より会員館限定で運用を開始。熊本地震をはじめ災害時には、平時の男女共同参画事業で培った専門性を基盤に、システムを使用して情報共有を行い迅速な支援につなげてきた。この仕組みの重要性から、第5次男女共同参画基本計画では、「発災時には、被災経験や支援実績のある男女共同参画センター等による協力を含め、支援の強化を進めること」とされ、その方策として「相互支援システム等を活用し、男女共同参画センター間の相互支援を促す」と掲げられた。これを受け2021年からは、全国の男女共同参画センター、男女共同参画所管課にネットワークの範囲を広げて運用している。(2022.1)

参考:
「相互支援ネット」公式ホームページ

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