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科学における女性と女児の国際デー(2月11日)

UN(国際連合)は、女性と女児が科学技術の分野において果たす重要な役割を認識し、評価することを目的に2月11日を「科学における女性と女児の国際デー」と定めた(2015年12月22日)。高等教育への進学については男女差がなくなってきているが、科学・技術・工学・数学(STEM)の分野では、女性と女児が依然として過小評価され、その能力が発揮されない状況が制定の背景にある。女性や女児が科学分野に平等にアクセスし、参加できる機会を推進するために、毎年UNESCO(国連教育科学文化機構)やUN Women(国連女性機関)がメッセージを発信し、イベントなどを開催している。UNのサイトには、この国際デーについてクイズ形式で学べるページがあり、「世界中の科学研究者の何パーセントが女性ですか?」(答:30%)、「1901年から2020年の間に、科学分野のノーベル賞は387回授与されました。387人の受賞者のうち、女性は何人でしたか?」(答:25人)など、掲載されている。(2022.2)

参考:
国連「International Day of Women and Girls in Science,11 February」公式ホームページ
国連「UNAI Quiz:International Day of Women and Girls in Science」公式ホームページ

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