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社会教育士

2018年2月社会教育主事講習等規程の一部を改正する省令が出され、2020年4月から社会教育主事養成課程修了者に「社会教育主事」資格に加えて、「社会教育士」の称号が与えられることになった。社会教育士には、社会教育施設だけではなく、学校や地域、企業等の多様な場、また環境や福祉、まちづくり等の多様な分野において、学びの支援やネットワークづくりに携わる役割が期待される。その中核的な役割を担うことができるよう、必要な資質・能力を養成するため、社会教育主事講習や大学における社会教育主事養成課程の科目の改善が図られた。中央教育審議会答申(「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」、2018年)でも、「社会教育士の持つコーディネート能力やファシリテート能力等の専門性は、今後、官民を問わず多くの分野で重要」とし、国には社会教育士を社会に浸透させ、幅広い分野での活躍を後押しすることを求めている。(2020.8)

参考:
文部科学省「社会教育主事養成の見直しについて」

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