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ぶっく・とーく

2016年度

第15回ぶっく・とーく 

開催日時2016年10月23日(日)10:00〜12:00

会場日本女子会館5階 大会議室

参加人数18人

  1. 第15回のテーマは「女性たちの足跡(Her Story)から学ぶ 現在・未来」。『日本占領とジェンダー 米軍・売買春と日本女性たち』(平井和子著,有志舎,2014,月刊『We learn』2015年2月号「ざ・ぶっく」掲載)と、『繊維女性労働者の生活記録運動 1950年代サークル運動と若者たちの自己形成』(辻智子著,北海道大学出版会,2015,月刊『We learn』2016年5月号「ざ・ぶっく」掲載)を取り上げ、両著者を迎え、本についてのお話と対談を行いました。コーディネーターは、当財団理事長の村松泰子が務めました。
    なお、この「ぶっく・とーく」の内容は、月刊『We learn』2017年2月号に掲載を予定しています。
  1. 事業の流れ・様子

本日のぶっく・とーくの趣旨について、コーディネーターから説明をした後、著書の内容や伝えたいこと、執筆の背景について、平井和子さん、辻智子さん両著者からお話をいただきました。積み重ねられてきた研究とそこから見えてくる歴史に、参加者も引き込まれて聞いていました。
続く対談では、まず、それぞれの書について互いに感想を述べ合い、フロアからも質問を募りました。次いで、今回のテーマに即して、女性たちの足跡から、何を学び未来に向けてどう考えていくかについて話していただきました。「軍事主義を支える女性たちの分断を乗り越えていくために何をすべきか」「抑圧からの解放を新たな抑圧につなげないことを意識化する」など、これからにつながる問いも出され、密度の濃いぶっく・とーくとなりました。

  1. アンケートより

    「本を書いた思いや本が生まれた背景など、いろいろなことが立体的になって大変参考になった」「地域のデータをつみあげていくことの重要性を再確認した」「今まで知らなかった女性をめぐる様々な問題があることに気づかされた」「歴史から学ぶことの重要性を若い世代に伝えていきたい」などの感想が寄せられました。

2016年度 第15回ぶっく・とーく

「女性たちの足跡(Her Story)から学ぶ 現在・未来」(10月23日)参加者募集!!

今回は、『繊維女性労働者の生活記録運動』(北海道大学出版会,2015)著者の辻智子さんと、『日本占領とジェンダー』(有志舎,2014)著者の平井和子さんをお迎えします。「女性たちの足跡(Her Story)から学ぶ 現在・未来」をテーマに、本の紹介と対談を通して、女性たちの声に耳を傾け、これまで語られてきた歴史(His Story)を再構築していくことについて考えていきます。社会教育や女性史の専門家お二人の話を同時に聞ける貴重な機会です。本書やテーマに関心のある方、読みたかったけれど機会を逃してきた方、是非ご参加ください。

日時 2016年10月23日(日)10:00 〜 12:00
講師 辻 智子さん(『繊維女性労働者の生活記録運動』著者、北海道大学准教授)
平井和子さん(『日本占領とジェンダー』著者、一橋大学非常勤講師)
会場 日本女子会館5階 スペースWe learn
定員 25名(先着順)
参加費 1,500円(大学生500円、高校生以下は無料)
申込み・問合せ 申込書(チラシをプリントアウトしてご利用ください。)にご記入のうえ、FAX、郵送、電話、E-mail でお申込みください。
※ホームページからお申し込みの場合は、参加申込フォームをご利用ください。

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