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事業報告

財団設立70周年記念シンポジウム

「人をつなぐ 学びをつなぐ 未来をつむぐ」

開催日時2011年3月3日(木曜日)13:00〜16:00

会場メルパルク東京(東京都港区)

これまでの財団のあゆみをふりかえり、これからの学びを展望する財団設立70周年を記念したシンポジウムでは、全国から100名近い方々の参加を得ました。

第一部では、文部科学省生涯学習政策局長の板東久美子さん、内閣府男女共同参画局長の岡島敦子さんよりご祝辞をいただいた後、財団の70年にわたる活動を、近現代の女性の教育・学習活動史に位置づけた財団70年史『女性の学びを拓く』の編纂について、編纂委員長の村田晶子さん(早稲田大学文学学術院 教授)より本書の構成、目的、財団が果たしてきた役割、今後の課題等についての基調報告がありました。

続く第二部では、シンポジウムのタイトルでもある「人をつなぐ 学びをつなぐ 未来をつむぐ」をテーマにパネルディスカッションが行われました。「三田の家」、「芝の家」において新しい人のつながり、地域づくりに取り組んでいる坂倉杏介さん(慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所 特別研究講師)、長年女性センターにたずさわっていらっしゃる平賀圭子さん(NPO法人参画プランニング・いわて 理事長、もりおか女性センター センター長)、人身取引被害を受ける子どもや女性への支援を行っている藤原志帆子さん(NPO法人ポラリスプロジェクトジャパン コーディネーター)をパネリストに、三輪建二さん(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 教授、本財団理事)のコーディネーターで、"学び"をキーワードにしながら、"つながる"ことについての活発な議論が展開されました。

参加者からは、「学びの"場"の多様性について大きなヒントを得た。」「活動の継続のためには経済力、経営手腕も必要である。」「若い世代の活動に未来の展望を感じた。」「自分の知らない活動を多く知ることができた。」「"つながる"ためには"知る"ことが大切で、人とつながるため"発信"を続けたい。」等の感想が寄せられました。

シンポジウム終了後は、財団の所管官庁である文部科学省、男女共同参画担当の内閣府、関係諸団体、財団の事業関係者、財団新旧役職員等多数のご来賓、関係者のご参会により記念パーティーを行い、熱心にご歓談いただき盛況な交流会となりました。

* 詳細は、月刊「We learn」6月号に掲載予定です。


100名近い参加を得た 熱気あふれた会場

基調報告をする村田晶子さん

登壇するパネリストとコーディネーター

理事長挨拶
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