キーワード・用語解説

国内行動計画

1975年メキシコシティで開催された第1回世界女性会議で採択された「世界行動計画」は、国際婦人年の目標達成のために国内・国際両面の10年間の行動指針を示したものである。我が国は、この世界行動計画及び婦人問題企画推進会議(内閣総理大臣の私的諮問機関)の答申に基づき、1977年「国内行動計画」(1977-1986年)を策定した。

新国内行動計画
 国連婦人の十年の最終年の1985年にナイロビで第3回世界女性会議が開かれ、「西暦2000年に向けての婦人の地位向上のためのナイロビ将来戦略」が採択された。日本では、ナイロビ将来戦略及び婦人問題企画推進有識者会議答申を踏まえ、1987年「西暦2000年に向けての新国内行動計画」(基本的施策:1987-2000年度,具体的施策:1987-1990年度)を策定。「男女共同参加型社会の形成を目指す」ことを総合目標とした。

新国内行動計画(第一次改定)
 1991年、新国内行動計画を改訂(基本的施策:-2000年度,具体的施策:1991-1995年度)。新国内行動計画で使われた「参加」を「参画」に改め「男女共同参画型社会の形成を目指す」とした。この後、国内行動計画は、「男女共同参画2000年プラン」(1996年策定)、「男女共同参画基本計画」(2000年策定、2005年第2次、2010年第3次)」へと引き継がれた。(2013.8)

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