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仕事の未来世界委員会

ILO(国際労働機関)が2017 年8 月に設置。2019年、創設100周年記念総会での「100周年宣言」採択をめざし、討議資料となる報告書作成を任務としている。世界各地の専門家、ILO事務局長及び理事会役員等計28人で構成され、日本からは労働経済学が専門の清家篤氏(前慶應義塾大学塾長)が参加。ILO は2013年、すべての人が人間らしく働ける世界を確立すべく、「仕事の未来100周年記念イニシアチブ」を開始。第1段階として、加盟各国で仕事の未来について国内対話を進めた。日本では厚生労働省が中心となり『働き方の未来2035』をまとめている。第2 段階で上記委員会を設置。仕事の未来と機会を幅広く検討した第1回委員会(2017年8月)に続き、第2回委員会(2018年2月)では、「仕事の世界における女性にとっての不平等への終止符」など6つのテーマに関して検討が行われた。今後は、2018 年5 月と11月に委員会を行い、2019 年6 月の記念総会での宣言採択につなげていく。(2018.5)

参考:ILO 仕事の未来
仕事の未来世界委員会インセプション・レポート

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