キーワード・用語解説

イコール・ペイ・デイ(Equal Pay Day)

世界的に女性の平均賃金は男性より低い。1月1日に男女が同時に働き始めた場合、12月31日まで1年間の男性賃金と同額を女性が手にするには、年を越して何日か多く働かなければならない。同額に達する日をイコール・ペイ・デイといい、経済的自立の基盤である賃金の性別による不平等をわかりやすくアピールし解消を目指そうと、赤(赤字、レッドカード)をシンボルカラーに様々なキャンペーンが毎年世界中で展開される。1990年代アメリカでBPWI(Business and Professional Women International 100余の国・地域が参加する働く女性たちによる国際NGO。国連経済社会理事会諮問機関として一般協議資格をもつ)が始めたといわれ、日本でも日本BPW連合会が2012年から行っている。OECD加盟国中2番目に男女賃金格差が大きい日本の2015年のイコール・ペイ・デイは4月10日。男性より73・4日多く働く必要がある計算になった。年々早まってはいるが、世界最短の3月7日(2014年スイス)にはなお遠く及ばない。(2015.4)

参考:日本BPW連合会

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