SDGs(持続可能な開発目標)
「ポスト2015開発アジェンダ」(2015年を達成期限とするミレニアム開発目標(MDGs)に続くもの)として議論されている、「持続可能な開発」の視点を取り入れた国際開発目標(Sustainable Development Goals)。MDGsの成果を基に、経済、環境、社会分野のバランスを取り、気候変動や防災等の新たな課題にも対応するものとして「リオ+20」(国連持続可能な開発会議,2012)で策定・実施していくことが合意された。2014年7月に発表されたSDGsに関するオープン・ワーキング・グループ(OWG)報告書では、ジェンダー平等達成、貧困解消、完全雇用とディーセントワークの促進、持続可能な生産消費形態の確保等、途上国・先進国を問わずすべての国を対象とする17の普遍的目標案が示された。「ポスト2015開発アジェンダ」は2015年第70回国連総会で採択された。(2015.1)(2018.2追記)
参考:
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
外務省「JAPAN SDGs Action Platform」