キーワード・用語解説

農山漁村女性の日

女性の社会活動への参加を促し、21世紀の農林水産業、農山漁村の発展に向けて女性の役割を正しく認識し、適正な評価への気運を高め、女性の能力の一層の活用を促進することを目的として、1987年度に「農山漁村婦人の日」(1999年度から「農山漁村女性の日」)が設けられた。女性たちは古くから「女講(おんなこう)」など、自主的な活動をしてきたが、3月上旬は農林漁業の作業が比較的少ない季節で、今も女性たちが学習や話し合いをするのに都合のよい時期である。10日とされた理由は、農山漁村女性の3つの能力である<知恵・技・経験>をトータル(10=トゥ)に発揮してほしいという関係者の願いも込められている。この日を中心に、農林漁業7団体(全国農業会議所・JA全国女性組織協議会・全国生活研究グループ連絡協議会・全国酪農青年女性会議・全国林業研究グループ連絡協議会女性会議・全国漁協女性部連絡協議会・全国女性農業経営者会議)の主催で全国規模の記念行事を開催しており、毎年約1,000名の農林漁業者や消費者等が参加する(各都道府県でも行事が開催される)。第19回目を迎えた2006年度の記念行事は、「男女(とも)に輝いて生きるために」をキャッチコピーとして日比谷公会堂で開催された。(2006.2)

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