キーワード・用語解説

チャイルドライン

発祥地・イギリスでは、この電話番号を知らない子どもはいないと言われる「チャイルドライン」は、子どもの声に耳を傾ける電話である。24時間フリーダイヤルで、子どもたちは“自分の思いや悩みを自由に話せる”。日本では1997年、国会に超党派の「チャイルドライン設立推進議員連盟」が発足。1998年3月に東京都世田谷区で「せたがやチャイルドライン」が、翌1999年1月には、ETV(教育テレビ)開局40周年の特別番組の一環で「NHKチャイルドライン」が試験的に実施され、反響を呼んだ。1999年「チャイルドライン支援センター」が設立され(代表:牟田悌三ほか)、2001年に「NPO法人チャイルドライン支援センター」となり、日本各地のチャイルドラインの設立や運営を支援する活動を続けている。全国33都道府県で60団体がチャイルドラインを実施(2007年6月現在)。電話を受けるのは、研修を受けたボランティア。お説教ぬき、押しつけぬき、子どもたちの声に耳を傾ける、という姿勢で行われている。(2001.10)

  • アルファベット検索
  • フリーワード検索
ENGLISH サイトマップ キーワード・用語解説